9月10日の月いちウォーク

月いちウォーク

9月10日の「月いちウォーク」を実施しました。
参加者は219名でした。当日の見どころをご紹介します。

平奥竜神谷(幻の滝)について

その昔は水田だったと言われていますが、人が入らないまま竹林に覆われてしまいました。以降、開拓され、呉羽丘陵フットパスの新たな魅力として散策ルートに加えています。
丘陵南駐車場からは約80mの標高差があり、本格的な登山道が楽しめます。また北側の県立富山総合支援学校側からも登れます。「幻の滝」の水量は多くはありませんが、呉羽丘陵にはいくつもの水脈があり、涸れることなく流れています。
5月は大きなフジが見頃です。また夏にはカラスアゲハやモンキアゲハなど大型の蝶が舞います。

センニンソウ
センニンソウはつる性の白い花を多くつける多年草で、無毛の茎は勢いよく長く伸びます。葉は羽状複葉で、小葉は卵円形で3〜7枚付けます。別名が「ウマクワズ(馬食わず)」で、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味します。茎や葉の汁は皮膚炎の原因となりますが、薬草に分類され、根はかつて生薬として扁桃腺に効くとされています。

メマツヨイグサ
北アメリカ原産の帰化植物です。日本では明治時代に確認されています。アメリカ原住民の方は、植物全体を傷に、根を痔に、葉は軽症の傷や、消化器の不良、咽喉の痛みに使ったとされています。

キツネノマゴ
道端に生える小柄な雑草。やや湿ったところを好みます。夏に赤紫の小さな花をつけ、本州から九州、朝鮮、中国からインドシナ、マレーシア、インドなどに分布します。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説も見かけますが、名前の由来はよくわかっていません。

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