呉羽丘陵フットパスの道脇には、いろんなドングリが見られます。
まず帽子(下図では「皿」と書いている。「パンツ」と呼んでいる人たちもいる)の形で区分してみましょう。
帽子の形は、4種類、とげ、うろこ、しま模様、チューリップ型
呉羽丘陵では、「とげ」は、ほとんどクヌギ。「うろこ」は、コナラ。「しま模様」はカシの仲間で、何カシかは、ドングリの形だけでは判別が難しいですが、シラカシが多いと思います。「チューリップ型」はスダジイです。
ドングリの帽子を見分けたら、葉っぱの形やとげとげがあるかないかを確かめましょう。コナラやクヌギは落ち葉になっていますが、カシやシイは常緑樹です。ついでに木肌も確かめましょう。だんだん、葉っぱや木肌でも見分けられるようになります。
ちなみに、ほとんどのドングリはアクが強くて簡単には食べられるようになりませんが、スダジイは、アクが少なく、ちょっと熱を加えれば食べられます。