古墳の路の南西端、杉木立の森からの路との合流点(T字路)そばに位置しています。古墳の路に南西側からアクセスすると最初に出会う古墳で、フットパスが古墳を壊したのではないかと思うほどの道脇にあります。
墳頂部が一辺11m 墳裾部が一辺18mほど、高さ2.5mほどの方墳で、対角線がほぼ方位と一致しているそうです。(呉羽山丘陵古墳分布調査報告書) 二段になっているように見えますが、これは後世の作為によるそうです。(前出報告書) 周回路はありませんが、比較的平らな所にありますので、周回することはできます。
なお、名称に着けている「前段」は、二段に見えることと関連付けて覚えやすいのですが、実は形状とは関係なく、このあたりの通称(前の段)とのことです。「金屋」はもっと広い範囲のこのあたりの地名です。